今から起業や、フリーランスを目指すママ・家族にとって、保育園への預け入れは必須ですよね。仕事時間の確保だけでなく、子どもにとってもよい影響が期待できます。
- 生活リズムが整う
- 先生やほかのこどもたちとの触れ合いが刺激に
この記事では、娘が1歳のときに起業したアラフォーママが、保育園に預けるメリットと上手な付き合い方をまとめていきます。
- 娘が1歳の時に起業
- 在宅フリーランスとして保育園に申し込み
- 夫は別事業でフリーランス
保育園は本当に助かったので、心から感謝してます!
保育園に預けるメリットとは
子育てしながら仕事をする親にとって、保育園はなくてはならない存在です。今回は保育園の利用のメリットについて、3つのポイントに絞ってお話していこうと思います。
- 起業を進める時間の確保
- 子どもの社会性を育てる場
- 心身の健康状態を保つ
起業を進める時間の確保
何か新しいことを始めるとき、必ず「時間」が必要になります。一日24時間は決まっているので、どこで時間を確保するかが成功の決め手となります。
それには、入念な「準備」が必要です。特に子どもがらみは何かと手間がかかります。
新しいことにチャレンジするとき、最初からうまくいくことはほとんどありません。遠回りするし、同じ場所でつまずくし、何回かチャレンジしているうちにやっと芽が出て…と、最初は特に進みが遅く感じるかもしれません。
成功するまでチャレンジし続ける「時間」が必要になります。
保育園はその時間を生むための大切な手段となります。子どもとの時間も大切ですが、同時に自身の夢や目標に向けて歩む時間も必要ですよね。保育園は、子どもとの時間と自分の時間を両立させてくれる場所といえます。
子どもの社会性を育てる場
保育園は、親と離れて先生や他の子と接する初めての場です。お友達と一緒に活動することで、刺激をたくさんもらえます。
少しお話ができるようになってくると、「〇〇ちゃん今日お休みしてた」「〇〇先生が大好きなの」「〇〇くんと〇〇ちゃんがけんかしてた」のようなセリフを娘から聞いたときは感動しました。
遊びや活動を通じて、子どもはコミュニケーションスキルを磨き、他人との関係性を築きます。これは、自己主張をする力だけではなく、他者の意見を尊重する力も養います。これからの長い人生で、今のうちに経験しておくことが将来とても役立つだろうと思います。
子どもに合わせた生活リズムで心身共に健康に
保育園の活動って、子どもにとって最高のスケジュールになっています。正直、あんな素晴らしい活動は自分が家で自分が見ていたらできないです。
まず午前中に体を動かし、早めのお昼ごはん、そのあとたっぷり昼寝、午後は室内遊びか園庭で土と触れ合う。テレビはなくて絵本の読み聞かせ、良いタイミングで間食…最高ですよね。
さらに保育園によっては、英語や体操の外部講師を招いてアクティビティの時間があったりします。子どもはさまざまな身体活動を経験することで心身の発達を促進します。
保育園選びのポイント
保育園選びは、子どもの日々の生活や成長に大きく関わる重要な選択です。保育園に通うことは、家庭での育児とは異なり、社会性を身に付けるチャンスでもあります。そのような意味でも、保育園選びは時間と労力をかけて公開はないと思います。
では、どうやって選べばいいか?を解説していきます。
どんな環境?施設の設備と先生たちの雰囲気
- 遊具の安全性
- 食事スペースやトイレの清潔具合
- おもちゃはどんなものがある?
- 絵本は見やすそう?
- 先生の雰囲気
保育園選びのポイントは、子どもたちが安心して過ごせる環境になっているか?保育園の設備を確認することから。例えば、遊具の安全性やトイレ、食事スペースはきれいか?がポイントです。経年による老朽化はある程度仕方ないとして、クリネンス=清潔かどうかは重要です。
おもちゃがどんなものがあるのか?もチェックポイントです。絵本が園児にとって見やすく興味がわきやすい場所にあるか? どんなおもちゃが多いのか?(おもちゃのそろえ方にもこだわりがある場合があるので、是非先生に聞いてみてください)
また、子どもと長時間過ごすであろう先生の雰囲気はとても大切です。スキルは見た目ではわからないので、私はその場で流れている雰囲気に注目しています。例えば…先生同士の会話にとげがないか?仲良さそうか?←これ結構重要と思っていて、会社での業務もそうなのですが、仲悪いといろんなことが効率悪いですよね。申し送りや連絡事項、サポート体制まで。伝達不足によってミスも起こりやすくなるし…重要です。
運営方針や価値観
運営方針ってそんなに重要?
活動スケジュールや持ち物までかなり影響するので、要チェックですよ~
私立保育園、こども園の運営方針は様々です。
- 鼓笛隊やプレスクール教育に力を入れている
- 体を動かす活動に力を入れている
- 読み書きの時間が必ずある
お昼寝の時間を削って活動に充てるという園もありました。
また、制度として「延長保育」対象だけど、実質の利用者はゼロです(預けないでねという圧)という園もあります。
これは園長先生と雑談するのが一番わかりやすいです。市が許可を出している方法で保育園と幼稚園部とを併願しようとしたら、あからさまに嫌な顔をされた園長もいらっしゃいました。
制度としては可能だけど実際利用しようとしたら全然準備整ってない…こんなこともあるので要注意です。
私の場合は、「土曜保育」を利用したかったので、「土曜日の利用者さんっていらっしゃいますか?」と必ず聞くようにしていました。なぜなら、募集要項には書いてあっても、実質利用者はゼロで、ちょっと預けにくい雰囲気がある…ってことがあるからです。
もちろん問題はないんですが、気持ちよく預けたいのでその辺も理解がありそうかという感覚を会話の中から汲み取っていました。
また、園の持っている価値観は、毎日の持ち物まで影響してきます。年齢にもよりますが…とんでもなく荷物が多い園もあれば、「なるべく働くママの負担を軽減しよう」とほぼ荷物がない園もあります。
使える設備や成り立ちが違うので、園の方針によって様々です。
立地条件と通園ルート
保育園選びのポイントで忘れてはならないのが、立地条件と通園ルートです。通いやすい距離や時間にある保育園を選ぶことは、子どもだけでなく、親の日々の生活にも大きく影響します。また、通学ルートは、子どもの安全を考慮すべき重要なポイントです。交差点の少ない道路、歩道の広い道、車の速度制限の低い地域など、安全性を確認して選びましょう。また、保育園の周辺環境も重要です。公園やスーパーなど日常生活に便利な施設が近くにあるかも確認してみてください。
降園した後に、ちょっと買い物…などできたら便利ですよね!
保育園への預け入れ手続きの流れ
保育園への預け入れ手続きは各地域の自治体により違うので、詳細情報は各々ご確認ください。
基本的な流れは、まずは情報収集、次に申し込みや面接対策、そして預け入れの準備となります。それぞれのプロセスで注意すべき点や必要な手続きがあるので、事前にしっかりと理解し、納得して進めていくことが大切です。以下では、それぞれのステップを詳しく解説してまいります。
申し込みのタイミングと手続き方法
通常、保育園への預け入れを希望する年度の前年の秋〜冬頃が申し込みのタイミングです。自治体のウェブサイトや直接保育園に連絡を取ることで、詳しい申し込み期間を確認することができます。申し込みは通常、WEBや郵送を通じて行われます。応募用紙に必要事項を記入し、子どもの身体的な状況や家庭の状況などを詳細に記入します。
私のエリアの場合は4月入園希望は、11月締め切りでした。思ったより早いので要注意です。
そして、必要な書類をそろえ、期日に間に合うように申し込みを行うことが求められます。応募用紙とともに提出する書類としては、住民票の写し、父母の勤務証明書などがあります。全ての書類が揃って初めて申し込みが完了し、その後は自治体からの連絡を待つこととなります。
面接や見学会のポイント
自治体によりますが、一部では面接や見学会が行われる場合があります。
面接は子どもの行動や保護者の考えを確認するためのものであり、
見学会は保育園の実際の雰囲気を知るためのものです。
面接の際は、子どもが日常生活でどのような行動をするのか、どのような対応を与えているかを説明することが重要です。また、子どもの健康状態やアレルギーの有無なども伝えるべき情報となります。
見学会については、子どもが安心して過ごせる環境が整っているかを見極めるのがポイントです。そのためには、実際に利用している親やスタッフなどから情報を得ることが有効です。
面倒だけど可能性のある園はすべて見学に行くことをお勧めします。理由は、希望園をなるべくたくさん持っておく必要があるからです。第一希望に入れることはまれなので、可能性がある園はすべて確認しておいた方が安心です。
預け入れ準備のリスト
- 必要物をそろえる
- 送迎スケジュールを立てる
- 子供の生活リズムを整える
- 名前つけは開始しておく
- ゆうちょ口座が必要か確認しておく
だれが、何時ごろ送迎に来るのか?は必ず園で聞かれるので、あらかじめ決めておきましょう。
また、準備物リストは入園説明会で言われることが多いのでバタバタとそろえることになります。
説明会で詳細が決定するので、あらかじめできることといえば…お名前つけをするぐらいなのですが、園によって組名も必要な可能性もあるので、やはり説明会を待った方が無難です。
お名前つけについて、私は字を書くのが苦手なので、ハンドメイドアプリminneで購入していました。今見たら11回も購入していて、取れにくいしかなり重宝しています。
靴下やシャツまですべてお名前必須なので、めちゃめちゃ使います。
3年11回リピのお気に入りシール
保育園生活のスムーズなスタート
保育園生活は、親にとってもなら子どもにとっても大きな節目となります。新しい環境、初めての集団生活に戸惑うことは少なくありません。この適応期を上手に乗り越え、新生活を安心して送れるようにするためのポイントを押さえておくことが大切です。
- 慣らし保育のポイント
- 朝の送り迎えのコツ
- 保育園での子どもの様子のチェック
など、保育園生活をスムーズにスタートするために意識しておきたいポイントを解説します。
慣らし保育のポイント
慣らし保育は、子どもが新しい生活に慣れるための大切な期間です。まず、期間を急がずにゆっくりと、短時間から始めることがおすすめです。毎日保育園に行く習慣をつけることで、新しい生活リズムを自然と身につけることが可能になります。また、初めての環境での不安を緩和するためにも、保育士への信頼関係を築くことが大切です。子どもと一緒に保育園に行き、保育士とのコミュニケーションを取る機会を増やしましょう。そして、心配事や質問があれば遠慮せずに保育士に伝えること、子どもの様子も素直に報告することが大事です。
慣らし保育の期間は親は結構大変です。私は0歳から預けて、少し体調も崩したので約1か月かかりました。内心『もう勘弁して…』と思いましたが、子どもにとっては劇的な環境変化なので、歯を食いしばって(笑)見届けました。
とはいえ、仕事もあるのでスケジュールについては、園の方針や子供の様子を見て、先生と相談しながら決められてください。
朝の送り迎えのコツ
朝の送り迎えは、保育園生活の中で意外と難しい部分です。朝は時間に追われがちで、子どもがイライラしたり、親自身がストレスを感じることもあります。そんな時は、時間に余裕をもって準備をすることが必要です。夜のうちに出来る準備は済ませておき、子どもが自主的に動けるように援助してあげるのも大切です。また、送りの時は笑顔で送り出し、迎えの時はこころからの「おかえり」の一言が子どもの安心感につながります。常にポジティブな気持ちで過後したいですよね。
な~んて、教科書みたいなことを書きましたが実際は時間が迫ってきたらイライラするし、思うように準備が進まなくてヤキモキします。特に自分の意思がはっきりしてくると、「この服は嫌だ」「自分でやる」など要求が増えて…時間が読みにくいことも。朝のバタバタで忘れ物をするのが怖いので、私は前日に帰ってきたらそのまま次の日の準備をして玄関に置いています。
保育園での子どもの様子のチェック
保育園での子どもの様子を適切にチェックすることは、その子の成長や適応状況を見る上で大切です。その日の表情や動き、遊び方、食事の様子、異常が無いか、など細かい点に注目して見てみましょう。適切なフィードバックや質問を保育士にすることで、更に子どもの様子を知ることができます。また、保育園からの連絡ノートやレポートも重要な情報源です。そこに書かれた内容と、子どもの様子を見比べて考えてみると、保育園での子どもの過ごし方が見えてきます。
<ポイント>
自分の知らない保育園生活を送る子供の様子を垣間見れるのが「連絡帳」。
毎日楽しみに読んでいました。アプリや手書きなどツールは園によっても変わってきます。そこに書かれてある内容から、日中ひるまのすがたを想像してニヤニヤしていました。子どもの意外な一面が見えたりして、楽しいですよ。
起業ママが仕事と育児を両立するための工夫
起業ママが自身のビジネスを成功に導きながら、子供たちの成長を見逃さないためには?「時間の使い方」が成功のカギです。
ルーティーンの時間を見直し、仕事と育児の両方に時間を当てるというシンプルな方法です。以下は、その具体的な方法として、自宅での仕事環境の整備、時間管理のテクニック、そして保育園や子育て支援サービスの活用についてご紹介します。
自宅での仕事環境の整備
自宅で仕事をするうえで最も重要なのは、静かな作業環境を作ることです。たとえば、静かで明るい部屋に一人用のデスクと快適なチェアを置いて、プライベート空間を作るというのも一つの方法でしょう。
また、デジタル機器はコードや設置する器具が以外にかさばるので、置く場所を決めておくと気持ちも切り換えられてよいと思います。たとえば、絶対ベッドの上でパソコンを開かないなど。
仕事をするエリアを決めてメリハリをつけよう!
時間管理のテクニック
起業ママにとって時間管理は必須のスキルです。一日の中で何を優先すべきかを決めて、それに基づいてスケジューリングすることが重要です。そのためには、「緊急性・重要性マトリックス」や「タイムブロッキング」などの技術を活用するのが有効です。また、自分が最も集中力を発揮する時間帯を見つけ、その時間帯に難易度の高い仕事を行うという工夫も有効でしょう。
ママのタスクって、終わりがないんですよね。子どもの成長に合わせて必要なものや配置が変わるので常にやることはあるし、家事もやろうと思えばエンドレス。気づけば一日中動いて、ほっとする間もなく子どもと寝落ちして…
「余った時間でやろう」と思っている先延ばし案件は、一生できないので、時間を決めてやってしまうのが良いです。
保育園の利用と併用しうる子育て支援サービス
保育園以外にも、公的な子育て支援サービスを利用するのも手です。親戚が近場に住んでいたら、一緒に遊んでもらったり、子育て支援センターに行ってみる。または自治体が運営している、「リフレッシュ」目的の託児所などもあります。
いろんな人と触れ合うことで、親子ともにリフレッシュできます。
娘が3歳になった時に、一緒にダンスを習い始めました。娘は一人でクラスに通い、大人クラスの時は横で見学というスタイルです。うまくいかないことも多いけど、保育園とは違うコミュニティで新たな刺激をもらえているようです。
卒園後も継続的な保育園での交流のススメ
卒園しても、そこで築いた友人関係や保育士との関係性は大切な財産となります。卒園後でも保育園での交流を続けることで、子どもは自身のアイデンティティを強化し、社会への適応力を育てることができます。
卒園後の交流は、例えば年一度集まるイベントを開催したり、定期的に保育園を訪れて子どもたちの様子を見るなど、様々な形で可能です。
卒園生で連絡を取って集まったり、保育園を訪れたりしました。親としては成長を感じられ、子どもはお友達や先生とあえて大はしゃぎ!良い刺激になっているようです。この関係が続いたらいいなと思います。
起業ママ・私の場合
起業して、子育てもして…家庭を持ちながら自己実現もしていて…キラキラな毎日を送っていそう…と言われることもありますが、実際めちゃめちゃ泥臭いです(笑)
子育てしながら仕事をするってこんなに大変なんだ…と毎日思っています。本当に全国のワーママさん、尊敬の念しかありません。
一番大変なのは、「子どものお世話」じゃなくて、何するにも最後までやりきれなくて、「全く充実感が得られない」という自分の感情をどうマネジメントするか?です。
実は私、何度もこれで爆発しています。
完璧にできない、途中で中断される、やり残した仕事(在宅なのでスキマ時間にできそう?昼寝の時間なら可能かも…というレベル)やりたいのに…
大事な会議の日に熱、出張入れられない、夜のオンラインセミナー寝落ちで出れなかった…
とにかく、子育ては「爆発的なタスク」があります。普段の育児のほかにも予防接種や検診、通院など…熱が出たら待ったなしで看病タスクがあります。
「子どもの機嫌や体調」に臨機応変に対応する「現場力」が求められます。
あの気になっている仕事、この2時間でやっちゃおう!と気持ちが乗ってきたところに…保育園から電話で「迎えに来てほしい」
よし!やっと寝た!と書斎で仕事してると…「母ちゃん、お仕事?」とドア開けてくる…(さっき寝てたやん)
週末の早朝なら起きてこんだろうと…コーヒー片手にさあ!仕事しちゃおう!と思ったら…寝室から泣き声聞こえる
今日は親子で早起きできた!準備もばっちり!早めに登園して、早めに仕事とりかかれそうだぞ!よっしゃ!!!「今日保育園行きたくない」(白目で天を仰ぐ…)
一緒に何かやると時間が倍以上かかって結局できないみたいなこと、ザラにあります。買い物、用事、家事…すべてです。
だから、今日一日生き延びた…と、思い満足するようにしています。
(とはいえ、時々爆発します)
家庭や環境、お子様の成長具合によっても「これが正解!」というものはないと思うので、何かその時のやり方を自分なりに見つけるしかないんですよね汗
最近の私は、夜起きるのはあきらめて、一緒に気持ちよく寝落ち!
朝の4時半に起きて残タスクや勉強の時間にあてています。
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